菅直人の任命責任に関する考え方

衆議院予算委員会2011年7月12日


菅直人委員

中山前国交大臣(注:中山成彬)、当然のことながら、麻生総理は中山さんの考え方とか人柄もよく御存じであったはずであります。その任命されたわずか五日後に辞任せざるを得なくなった。これは、麻生総理が自分のチームをつくる上でそうした適任者を選べなかったという意味で、私は、リーダーシップを欠いていたと言われても仕方がないと思いますが、いかがですか。

麻生太郎 内閣総理大臣
中山前大臣の発言につきましては、これは本人の発言のことですから本人が責任を持ってもらわないかぬ、基本的にはそう思いますが、任命をしたのは私でありますので、その任命責任はあろうと存じます。しかし、今申し上げましたように、その点に関しましてはたびたび本会議でも申し上げたとおりでございますので、それ以上のことはございません。

菅直人委員
任命責任という一言でずっと片づけてこられましたが、少なくとも中山さんの考え方とか人柄をよく知っていて任命されたんでしょうから、単純な任命責任というよりは、まさにチーム編成に失敗した、監督が最初のチーム編成に失敗したんだということを私は申し上げているのであります。

菅直人は以下の理由でリーダーシップを欠いていたということでしょうか。

  • 松本龍の考え方とか人柄もよく御存じであった
  • 任命されたわずか9日後に辞任せざるを得なくなった
  • 自分のチームをつくる上でそうした適任者を選べなかった

まあ、菅直人のリーダーシップのなさは松本龍の件を待つまでも無く、今更という気がしますが。
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