議員辞職勧告決議4回

飲酒運転市議に4度の辞職勧告決議、市長も促す(読売新聞 2012年3月2日)


福島県須賀川市議会は1日、3月定例会を開会し、圓谷年雄議員(31)に対し、4度目の議員辞職勧告決議を全会一致で可決した。

橋本克也市長が辞職を促す場面もあり、異例の事態となった。

圓谷議員は、酒を飲んで車を運転したとして道交法違反で起訴され、今年1月に福島地裁郡山支部から懲役1年、執行猶予3年(求刑・懲役1年)を言い渡された。

決議案には議長を除く出席議員全25人が賛成した。決議には法的拘束力はないものの、昨年の9、12月定例会、今年の2月臨時会に続いて今回で4度目の可決となった。同市議会事務局では「過去に例がない」としている。

橋本市長は新年度予算案などを説明した後、「辞職するかどうかは本人が判断すべきだ」とする一方、「4回目の決議は異常な事態。市民、市政への影響は大きく、看過しがたい」と批判した。その上で、「決議の重さを自覚し、良識ある判断を期待する」と辞職を促した。

圓谷議員は取材に対し、「批判もある一方、『頑張れ』という支持もあり、辞めるだけが責任の取り方ではない」と続投に意欲を見せた。辞職を促した橋本市長の発言については、「異例のことなので、帰って関係者と協議したい」と述べるにとどめた。
禁錮刑以上の有罪判決が確定すれば、普通の公務員なら失職するところだけど、政治家は(選挙違反、政治資金規正法違反、収賄罪でない限り)実刑確定にならないと失職しないというのは、おかしいよな・・・。
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