ベルルスコーニと鈴木宗男

実刑確定ベルルスコーニ元首相、「政権は存続」 恩赦狙い反応探る?(産経新聞 2013年8月5日)


イタリアのメディアによると、最高裁から脱税事件で実刑判決を受けたベルルスコーニ元首相(76)は4日夕、ローマ市内で約1500人の支持者らを前に演説し「政権は存続する」と強調、判決を理由に自ら率いる政党、自由国民が連立与党を離脱し政権を崩壊させることはないと述べた。

元首相は判決後、自由国民の国会議員らとの会合で「司法改革を実現するために選挙を戦う準備はできている」と、解散・総選挙に持ち込む可能性をちらつかせていた。自らの恩赦につながる法律制定などをもくろむ元首相は、相反する発言を繰り出し、政権の反応を探っているとみられる。

1日の判決で元首相は実刑が確定し、公職に就くことが一定期間禁止されることも確実になった。9月半ば以降、1年間の自宅拘禁か社会奉仕を強いられる。(共同)

自分にネガティブな司法にイチャモンをつけているという時点で鈴木宗男に似てるなあ。

ところで、イタリアの公職停止は政党党首にもつけないんだっけ? それなら、公民権停止の鈴木宗男が政党党首に居続けている日本よりも制度的には優れていると思う。