厚生労働大臣の長妻昭による鈴木宗男(外務省内での発言力というのが高まる)批判

衆議院予算委員会 2002年2月20日


長妻昭
小泉総理が総理大臣に就任してから、二回、鈴木宗男議員を総理特使として任命して送っておりますけれども、これは私が聞いたところによると、鈴木議員が外務省に、特使をやりたいというような希望を持たれていた、そしてあうんの呼吸でこの特使が決まったということを聞いているんですけれども、総理、この特使を鈴木議員に任命したというのは、いろいろな議員がいる中で、それも特使、国会議員、鈴木議員。
小泉純一郎内閣総理大臣
アフガン周辺国、この支援も大事でありますので、特にタジキスタンについては鈴木議員が前からいろいろな人脈を持っているということで適切だろうという外務省との判断もありまして、私は特使をお願いしたわけであります。
長妻昭
総理特使で二回任命をされているんですけれども、それが適当な人選なのかどうか。ある意味ではこういう総理特使というお墨つきを与えることによって当然外務省内での発言力というのが高まるわけですので、今後、総理特使というものの決め方を透明化する、ぜひこういう御検討をしていただきたいんですね。頼まれたら総理特使になれるということがあるとすればこれは問題ですから。
2001年に自民党寄りの鈴木宗男先生を2回も首相特使に起用した自民党首相に対して「お墨つきを与えられた鈴木宗男が外務省内での発言力が高めた」として問題視されなければなりません。そして、「総理特使という要職の決め方が不透明で、頼まれたら総理特使という要職になれる」ということは問題です。

しかし、外務省問題で証人喚問の偽証罪で一二審有罪判決を受けている鈴木宗男先生を衆議院外務委員長に起用したことは「お墨つきを与えられた鈴木宗男が外務省内での発言力が高めた」としても、鈴木宗男民主党寄りになったので、民主党を問題視してはいけません! そして、「衆議院外務委員長という要職の決め方が不透明で、頼まれたら偽証罪で一二審有罪判決を受けている人間であろうと衆議院外務委員長という要職になれる」ということは全く問題ではありません!

日本国民は鈴木宗男に対する対応が180度変わった民主党に支配されましょう!

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2010年3月11日記事より
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