後藤英友衆議院議員の連座制への異議申し立て

2009年衆院選に熊本3区で立候補をし、比例復活当選をした後藤英友の出納責任者に対して選挙違反で有罪が確定しました。

しかし、後藤英友議員は「今回のケースは悪質性が低く、連座制で失職されるのはおかしい」として、連座制適応に異議申し立てをする行政訴訟を起こすとのことです。

出納責任者の選挙違反の連座制が適応されないためには敵陣営による「おとり行為」「寝返り行為」を政治家側が立証する必要がありますが、今回の場合はそれに当てはまりません。後は有罪判決を受けた出納責任者は出納責任者ではないと政治家が主張した場合にそれが認められるかどうかなのですが、これも難しそうです。

鳩山由紀夫小沢一郎小林千代美鈴木宗男辻元清美と刑事沙汰に巻き込まれた政治家について民主党は無責任な対応が続いていたので、後藤英友のような国会議員職にしがみ続ける醜い人間が出てくるのでしょう。

選挙違反の裁判は百日裁判が原則ですが、民主党は「悪質性が低い選挙違反で連座制で失職されるのはおかしい」という後藤議員の言い分を党を挙げて容認するのでしょうか? 後藤英友の言い分による国会議員職へのしがみつきがおかしいと感じるのであれば、民主党は一刻も早い除籍、少なくとも離党をさせるべきでしょう。

後、今国会で日割りのための歳費返納法案が成立することが検討されていますが、後藤英友の失職が確定した後に繰り上げ当選する中屋大介や今年10月の北海道5区の当選者にも適応されるような中身になっているんでしょうか? 後藤英友が月途中に失職した場合についてはそもそも出納責任者の選挙違反が確定しているにも関わらず国会議員職にしがみつくような根性の腐った人間に歳費返納なんか期待するほうが間違っているのだろう(笑)。
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