仙谷・馬渕大臣への問責決議可決

仙谷、馬淵両氏の問責決議を可決 補正予算成立産経新聞2010年11月27日)


参院は、沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件をめぐる対応が不適切だったとして、仙谷由人官房長官の問責決議を賛成127票、反対111票で可決。馬淵澄夫国土交通相の問責決議も27日未明、賛成126票、反対111票で可決した。

補正予算は26日夜、参院本会議で社民党新党改革を除く野党の反対多数で否決された。これを受け、憲法60条(予算に関する衆院の優越)規定に基づき、両院協議会が開かれた後、横路孝弘衆院議長が補正予算の成立を宣告した。

菅直人首相は問責決議に法的拘束力がないことを理由に仙谷、馬淵両氏を続投させる方針。12月3日の会期末で延長せずに閉会後、首相は柳田稔前法相の後任人事を決めた上で23年度予算案編成に着手、政権の立て直しを図る。

これに対し、野党は仙谷、馬淵両氏が出席する国会審議には応じない構えを見せており、来年1月召集の通常国会は冒頭から波乱含みの展開が予想される。内閣支持率回復の兆しが見えぬ中、首相は一層厳しいかじ取りを迫られる。

さて、どうなることやら。 民主党も支持率を浮揚させるものって見当たりませんからね。来年4月の統一地方選挙まで内閣は持つんでしょうか? 人気ブログランキングへ 鈴木宗男衆議院外務委員長起用問題を見るにはここをクリック