政倫審手続きと政倫審メンバー

小沢元代表:招致拒否回答へ…岡田氏は政倫審手続きの構え毎日新聞 2010年12月16日)


政治資金規正法違反事件で強制起訴を控える民主党小沢一郎元代表は17日、衆院政治倫理審査会(政倫審)出席問題で岡田克也幹事長に回答する。小沢氏は出席を拒否する意向を伝える見通し。岡田氏は招致議決手続きを始める構えを見せており、党内対立が一段と激化する可能性もある。菅直人首相は小沢氏との会談で政倫審出席を促し、事態収拾に動く意向を示したが、打開の糸口は見いだせておらず、緊迫した局面が続いている。

小沢氏は16日、秘書を通じて党側に17日に政倫審への出席の可否について岡田氏に回答すると伝えた。側近議員によると、小沢氏は(1)政倫審での発言が裁判に不利になる可能性がある(2)野党がさらに証人喚問を要求してくる−−などの理由から出席を拒否すると説明。岡田氏とは会談せず、文書回答などを検討しているという。

岡田氏は16日の記者会見で「小沢氏が自主的に出席しないなら、党として意思決定をすることが前提になる」と述べた。小沢氏が拒否すれば来週中にも政倫審での招致議決に持ち込みたい考えだ。

政倫審は委員25人で、民主17人、自民7人、公明1人。会長は首相グループに属する土肥隆一衆院議員だが、川内博史衆院議員ら小沢氏に近い議員も6人おり、執行部は委員差し替えも検討。

一方、小沢氏側の議員は両院議員総会開催に必要な党所属国会議員(412人)の3分の1以上の署名が集まったとし、「議決を強行するなら開催を要求せざるを得ない」と語った。茨城県議選などの敗北を受け、執行部責任論を追及する構えだ。また松木謙公農水政務官ら小沢氏に近い政務三役は辞任をちらつかせている。

政倫審での議決に持ち込めるのでしょうか?

ちなみに現在の衆院政倫審メンバーは以下の通り。

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