よーやく党首討論かよ!

党首討論ようやく実現へ=菅政権発足247日、過去最長時事通信 2011年2月4日)


菅直人首相は9日、政権発足後、初の党首討論に臨む。2010年6月8日の首相就任から党首討論までの日数は247日で過去最長。鳩山政権下で開かれた同年4月21日以来となる。首相が「重い腰」を上げたのは、野党側の開催要求を受け入れることで、11年度予算案とその関連法案の修正協議につなげたいとの狙いがあるとみられる。しかし、首相の思惑通りに事が運ぶ展望は開けていない。

首相は4日夜、党首討論開催について記者団に「お互い政策を提示しながら建設的な議論になればいい」と語った。

歴代首相で就任から党首討論までの期間が長いのは、鳩山由紀夫氏が第2位で155日。以下、福田康夫(106日)、麻生太郎(66日)、小泉純一郎(42日)、安倍晋三(23日)、森喜朗(15日)各氏の順で、民主党政権の方が党首討論に消極的と言える。

これは、民主党が首相の失言などを懸念する一方、国会で野党攻勢の機会を与えるのは得策ではないと判断したからだ。実際、自民党にとって、菅政権への攻撃材料は安保・外交や「政治とカネ」の問題をはじめ山ほどあり、党首討論回避は「首相が徹底批判される場面を避けるため」(首相周辺)とも指摘される。

昨年4月の党首討論で鳩山氏は「私は愚かな首相かもしれない」と述べ、自民党谷垣禎一総裁をあぜんとさせた。民主党内には「菅首相も不用意な発言をしかねない」と心配する声が多く、首相も「逃げ菅」(自民党幹部)に徹したためか、昨年の臨時国会党首討論は実現しなかった。今回、民主党党首討論に応じたのは、予算関連法案の年度内成立を図るため、野党側と協議の接点を見いだそうとの思惑がある。安住淳国対委員長党首討論の隔週定例化を訴えるのは与野党の歩み寄りを期待するからだ。だが、毎週開催を求める自民党は「隔週では後退だ」とにべもない。

いつまで首相が党首討論から逃げているのかと思ったけどな。ようやく応じたか。
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