口下手幹事長ってアリ?

“口ベタ”輿石幹事長がチョ〜不安!スポークスマンは無理!ZAKZAK 2011年9月1日)


民主党内で、輿石東幹事長(75)の“露出”を不安視する声が広がっている。幹事長は週2回の定例会見に加え、テレビの討論番組に出演するなど表舞台に立つ機会が多いが、「輿石氏は口下手で知られており、党のスポークスマンは難しい」というのだ。そこで、できるだけ露出を減らす「輿石隠し」もささやかれている。

樽床伸二幹事長代行(52)は先月31日、「輿石幹事長を支えていきたい」と強調した。「支える」の中身は実務だけではなさそうだ。

民主党関係者は「輿石氏に代わり、若い樽床氏がテレビ出演することになるだろう。前任の岡田克也氏(58)が週2回にした幹事長の定例会見は、輿石氏と樽床氏で1回ずつやるのでは」と予測した。

輿石氏の口下手は有名。民主党若手議員は「話が長くて中身がない。会見で寝ている記者もいるほどだ。以前、テレビに出た際、グダグダになって、野党側出演者から失笑を買ったこともある」と眉をひそめた。

テレビ討論は各政党の「幹事長」や「政調会長」など、同クラスの役職者をそろえるのが通例。自民党石原伸晃幹事長(54)や、みんなの党江田憲司幹事長(55)など、百戦錬磨の論客たちが輿石氏の相手になる。

メディアと政治の関係に詳しい選挙プランナー三浦博史氏は「輿石氏では、完全にやり込められてしまい、政府・与党に大きなイメージダウンになる」と指摘した。そこで、メディア担当として、冒頭の樽床氏が浮上してくるわけだ。

前例もある。「口下手」を自称する小沢一郎元代表(69)は、幹事長時代の定例会見は週に1回。テレビには、イケメンの細野豪志筆頭副幹事長(40)を出演させていた。

逃げ腰ならぬ“逃げ輿”を見ることになるのか。

口下手なヤツが党幹事長というスポークスマンに向くんだろうか?
人気ブログランキングへ