倉田氏支持する首長28人もいない

「倉田氏支持する首長28人もいない」 橋下氏、倉田氏に公表求め“牽制” 産経新聞 2011年10月31日)


11月27日の大阪府知事選に向け、大阪府池田市の倉田薫市長(63)が立候補を決めた根拠とした「28人以上の府内首長の支援」について、橋下徹知事(42)は30日、自身のツイッターで「大阪維新の会の調査によれば、倉田氏の府知事選出馬に賛同・推薦している府内市町村長は28人もいない」と指摘、支援首長名の公表を求めた。

知事選をめぐって、倉田氏は、首長有志から立候補要請を受け、府内首長の3分の2(28人)以上の賛同署名を、出馬の「条件」として提示。

署名集めに奔走した大阪狭山市の吉田友好市長らによる「府内の20首長が署名に賛同、10人が出馬すれば支援する」との報告を受け、倉田氏は立候補を決断したとしている。

ただし倉田氏側は30人の首長がだれかについては公表しない方針で、倉田氏自身も「吉田市長から『熱き思いは30人を超えた』といわれたら、私はとやかくいえない。それが今ひっくり返っているのか。増えているのか。いまさらそんなことを言っても仕方がない」と話している。

すでに維新側は、府内首長に対し、知事選に出馬する維新幹事長の松井一郎氏(47)と、大阪市長選に出馬する橋下氏への支援を示す「檄文(げきぶん)」を要請し始めており、維新府議団幹部は「これまでの調査で、倉田氏を明確に支援している首長が28人を下回っていることは確実」としている。

また橋下氏は、ツイッター上で、倉田氏側が「首長30人が支援する見通し」とアピールしている点について「公職選挙法違反(虚偽事項の公表)の疑いがある」と指摘。推薦状況は「有権者にとって選挙で投票する際の超重要判断材料」と公表を求めている。

府選管は「公選法上は、出馬表明後、公にした支持者や推薦団体が事実と異なる場合、法に抵触することになる」としている。

実際には大阪維新の会の言う通りかもしれないが・・・。

ただ、実際に公職選挙法違反で刑事事件にするのは容易ではない気がするが。刑事事件の場合、明らかに相手側が推薦していないと公言しているのに「推薦されている」と言いまわっている場合くらいだろう。
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