有罪県議に対するリコール 準備

有罪県議リコールへ準備着手中国新聞 2012年3月23日)


道交法違反(無免許運転)罪で懲役8月、執行猶予3年の有罪判決が確定した正木篤広島県議(61)=広島市安佐北区=に対し、同区の市民団体がリコール(解職の直接請求)の準備を始めた。6月の署名集め開始を目指す。成立には同区の有権者数の3分の1以上の署名が必要。成立すれば都道府県議のリコールでは全国初となる。

市民団体は「不条理を正す市民の会」。越智兼光代表(66)たち高陽地区の住民約20人が、2011年6月の正木県議の逮捕を受け発足した。越智代表によると、判決確定前にも、県議会が同年6月と9月の2度にわたり辞職勧告を決議したにもかかわらず、正木県議が辞職の意向を示さないため、リコール運動を決めたという。

地方自治法の規定では、リコール手続きを進めるには、住民が解職請求書を提出後、県選管が告示してから2カ月間で同区の有権者の3分の1(約4万1300人)以上の署名を集める必要がある。集まれば署名審査後に県選管に本請求し、受理後60日以内に同区の有権者を対象に解職投票が実施される。過半数の同意で失職する。

メンバー6人が23日に安佐北区役所を訪れ、区選管や県選管の職員から手続きの説明を受けた。越智代表は「有罪判決を受けた県議が居座り続けるのはあり得ない。ハードルの高い数字だが、多くの区民に協力を求めたい」と話している。
まわりくどいことになっているよな。有罪が確定すれば失職できるようにすればいいのに…。
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