公民権停止中の人間が北方領土を訪問して、対ロシア外交に関与

宗男氏が北方領土へ(日刊スポーツ2012年5月10日19時52分)


新党大地・真民主鈴木宗男代表が11日、今年初のビザなし交流のメンバーとして北方領土を訪問する。パイプのあるプーチン氏の大統領復帰を受け、対ロシア外交に積極的に関与する構えだ。政府内には日ロ関係で経験豊富な鈴木氏に領土問題打開への期待があると同時に「主導権を奪われる」(外務省筋)との不安も出ている。

鈴木氏の北方領土訪問は2010年8月以来。4日間の日程で元島民や学識経験者ら計約60人とともに色丹、国後両島を訪れる。現地の自治体幹部と会談するほか、地元住民との交流会にも出席する。

4月下旬には野田佳彦首相に自民党森喜朗元首相のロシア派遣を進言。首相も鈴木氏の提案を受け入れ首相特使として近く森氏を派遣する意向だ。

鈴木氏の動向が注目される背景には森政権時代の北方領土交渉方針だった2島先行協議案の再浮上がある。歯舞、色丹2島の帰属確認、引き渡しをめぐる話し合いを先行させるもので当時、鈴木氏もこの案に深く関与していた。

政府内には鈴木氏のロシア人脈活用を求める声も出ている。ただ、外務省幹部は「領土交渉には静かな環境が必要だ。発信力のある鈴木氏がかかわることでそれが保てなくなる」と懸念する。

公民権が停止されている人間が対ロシア外交に積極的に関与するってどうよ。

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