平成の光クラブ事件

慶応大生が投資金6千万円返還せず海外逃亡? 被害者が詐欺罪で告訴へ 数億円単位で資金集めか産経新聞 2012年5月26日)


慶応大学4年生の男子学生(22)が、投資名目で少なくとも約6千万円の資金を集めたまま海外に出国、連絡がつかなくなっていることが26日、関係者への取材で分かった。資金を出した会社役員らが4月、男子学生を相手取り、計約3200万円の返還を求めて東京地裁に提訴。「運用していないのに資金を集めていた可能性が高い」として、近く警視庁に詐欺罪で告訴する。

会社役員らの代理人などによると、男子学生は平成22年4月、都内に経営コンサルト会社を設立。「株の値上がりや値下がりを監視し、自動的に売買するコンピューターシステムを開発した」などと宣伝し、資金を募っていた。

これに応じ、都内や神奈川県内の会社役員ら3人が23年3〜9月、年利14・5%の高利回りで計3200万円を融資したが、男子学生は今年2月上旬、返済をしないまま成田空港から出国。3月になって複数の知人に「海外にいて今は帰れない。口座が凍結されているので今はカネが動かせない」と電話し、その後は連絡が取れないという。

会社役員らは4月、融資金の返還を求めて提訴。5月14日に第1回口頭弁論が開かれたが、男子学生は出廷しなかった。学生の母親は学生の代理人を通じ、「息子とは連絡がつかない状態」と話したという。

会社役員らの代理人によると、男子学生の会社は金融庁から金融業者の登録などを受けておらず、原告のうち2人はほかにも計約3千万円を預けたが、返済されていないという。男子学生の関係者は「少なくとも数億円単位の資金を集めていた可能性がある」と指摘している。

この慶応大学の事件って平成の光クラブ事件って呼ばれているらしいね。

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