中国人民解放軍の「61398部隊」の5人の中国軍将校訴追

米国から訴追された中国軍ハッカー5人の正体


米司法省は19日、中国軍当局者5人を米国の鉄鋼、太陽光エネルギー、原子力関連の企業や労働団体のシステムに侵入し、企業秘密などを盗んだとして起訴した。

起訴された5人の正体と、その容疑は以下の通り。

王東(Wang Dong)容疑者

ハンドルネームは「UglyGorilla」または「Jack Wang」。捜査対象期間の2010〜12年の一時期、中国人民解放軍のサイバー部隊「61398」の将校だった。米連邦捜査局(FBI)によると、王容疑者は被害を受けたコンピューターの操作を担当していた。

黃振宇(Huang Zhenyu)容疑者

ハンドルネームは「hzy_lhx」。コンピュータープログラマーで、他人のドメインアカウントを管理していた疑いが持たれている。訴状によると、それらドメインアカウントは標的のコンピューターをマルウエア(悪意のあるソフトウエア)に感染させ、情報を取得するために使用されていた。

孫凱亮(Sun Kailiang)容疑者

別名Jack Sun。捜査対象期間の初期段階に将校の地位にあったとみられている。マルウエアに感染させたコンピューターに悪意のある電子メール送りつけたり、それらコンピューターを操作したりしていたことも確認されている。

顧春暉(Gu Chunhui)容疑者

ハンドルネームは「KandyGoo」。悪意のある電子メールメッセージをテストしたり、他人のドメインアカウントを使って標的のコンピューターから情報を盗み出したりしていた疑いが持たれている。

文欣宇(Wen Xinyu)容疑者

ハンドルネームは「WinXYHappy」または「Win_XY」。被害に遭ったコンピューターを操作していた疑いが持たれている。

中国軍のハッカーは色んなことをやらかしていると米国司法省は判断したようですね。