民主党副幹事長の伴野豊の鈴木宗男(外務省等の一連の疑惑)批判

衆議院本会議2002年3月14日


伴野豊
昨今のさまざまな疑惑、鈴木宗男議員の外務省を初めとする一連の疑惑、あるいは加藤紘一議員の元事務所代表にまつわる疑惑、(中略)あたかも政治日程に組み込まれているかのごとく、疑惑は自民党の年中行事となっております。
国民の皆さんの信頼を取り戻す政治再生をすぐにでもやらなければ、何も始まりませんし、始めることはできないのです。(拍手)
(中略)
野党四党が提出した議員鈴木宗男君の議員辞職勧告に関する決議案、公明党、保守党の皆さんの御協力があれば、すぐにでも本会議に上程することができます。国民の声に耳を傾ける両党の良識ある判断に期待しておりますが、その決議案に対して、官房長官国土交通大臣は賛成されるのか否か、ガチンコで恐縮でございますが、イエス、ノーでお答えください。(拍手)
罪を憎んで人を憎まず。たたき上げの刑事であった私の父は、子供のころから、こう教えてくれました。だから、あえて申し上げます。
一心同体の秘書にあこぎな金集めをさせた上、脱税させたり、あなた方の御両親は、そんなことをさせるためにあなた方を産んだわけでも、育てたわけでもないはずです。
悪いことは言いません。政治家だけが人生ではありません。これ以上、晩節を汚し、醜態をさらすことなく、松山千春もいいのですが、
きょうは、さだまさしの「償い」でもお聞きになって、きっぱりと出処進退を明確にされることをお勧めします。
2009年9月に民主党政権が誕生しましたが、鳩山由紀夫首相の政治資金問題、小沢一郎民主党幹事長の政治資金問題、小林千代美の選挙違反及び北教祖闇献金問題と、あたかも政治日程に組み込まれているかのごとく、疑惑は民主党の年中行事となっております。

野党が提出した議員石川知裕君の議員辞職勧告に関する決議案は与党の皆さんの御協力があれば、すぐにでも本会議に上程することができます。国民の声に耳を傾ける両党の良識ある判断に期待しておりますが、その決議案に対して、伴野豊は賛成されるのか否か、ガチンコで恐縮でございますが、イエス、ノーでお答えください。

民主党政権誕生早々に7年前に民主党から批判され外務省を初めとする一連の疑惑賄賂罪で一二審有罪判決を出ている鈴木宗男民主党の手で衆議院外務委員長という要職に起用しております。

賄賂をもらったり、政治資金を闇献金にしたり、政治資金を自宅購入資金に流用したり、証人喚問で嘘をついたり、あなた方の御両親は、そんなことをさせるためにあなた方を産んだわけでも、育てたわけでもないはずです。

鈴木宗男外務委員長に対して言っておきます。悪いことは言いません。政治家だけが人生ではありません。松山千春もいいのですが、きょうは、さだまさしの「償い」でもお聞きになって、きっぱりと罪を認めて議員辞職することを明確にされることをお勧めします。

そして、伴野豊にも鈴木宗男への対応が2002年と2009年で180度変わったことについて、自分が党利党略で判断してご都合主義うになったことについて謝罪をお願いします。

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