殺人罪の時効廃止

昨日の2010年4月27日をもって、殺人罪の公訴時効が成立していない事件が過去に遡って撤廃されました。

過去の殺人事件に遡って公訴時効撤廃したことは法の不遡及の問題もあり該当する刑事裁判では弁護側が「法の不遡及であり有罪にすべきではない」として無罪になるかもしれません。公訴時効の法の不遡及については個別の判例が出ない限り、殺人事件の逃亡犯にとって公訴時効廃止は大きな圧力になることは間違いないでしょう。

もっとも、財政赤字で税収不足が懸念される今の日本では脱税こそ公訴時効が撤廃されてしかるべきだと思うが・・・。なにせ総理大臣がファミリーで税金逃れしている国なんだし。

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時効廃止論 「未解決」事件の被害者家族たち

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