議員辞職勧告決議
8年前の2002年6月21日にやまりん事件で逮捕された鈴木宗男へ議員辞職勧告決議が衆議院本会議で可決されました。
1997年以降は逮捕されても議員辞職をしない国会議員に対しては所属議院の本会議で採決される傾向がある。唯一の例外が石川知裕です。
1997年以降は逮捕されても議員辞職をしない国会議員に対しては所属議院の本会議で可決された例を見て見よう。
- 1997年 友部達夫(小沢新進党議員)
- 2002年 鈴木宗男(今や衆院外務委員長に出世w)
- 2003年 坂井隆憲(石川と同じ政治資金規正法違反での逮捕)
- 2006年 西村眞悟(元民主党所属であり、民主党が辞職勧告決議を出し渋った)
民主党にとって、政治資金規正法違反で逮捕・起訴された石川知裕を議員辞職勧告決議を採決することはケシカランということらしいですね。
民主党は野党時代は逮捕されていない段階で鈴木宗男や松浪健四郎に対しても議員辞職勧告決議採決を要求していたのに、与党になって身内の国会議員が逮捕沙汰になると議員辞職勧告決議採決を拒否するとはクリーンな印象は地に落ちました。
国会議員の犯罪嫌疑について国会議員が採決して、各国会議員が犯罪嫌疑をどのように考えているか披露する機会を民主党は設けません。
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