茨城県議選
茨城県議選がありました。
民主、現有6議席と振るわず…茨城県議選(読売新聞 2010年12月12日)
茨城県議選(定数65)は12日投開票が行われ、23人の公認候補を擁立した民主党は現有議席と同じ6議席を獲得するにとどまり、多くの選挙区で大敗を喫した。 自民党は、公認候補36人のうち無投票当選者を含めて33人が当選し、県議会の過半数を確保した。 このほか、公明党は現状維持の4議席を、みんなの党は3候補を擁立して2議席をそれぞれ獲得した。共産党は1減の1議席に後退。県選管のまとめでは、全県の得票率は自民党38.98%に対し、民主党17.01%だった。投票率は49.00%(前回47.94%)。 推薦1人を含めて候補者の4分の3が落選した民主党は、現職2人が議席を失い、新人は推薦を含めて19人のうち16人が落選した。定数7の水戸市選挙区では1議席しか獲得できず、都市型選挙区とされるつくば市選挙区(定数4)で当選者ゼロだったほか、民主、自民両党の公認候補による一騎打ちとなった、つくばみらい市選挙区(定数1)では、民主党候補の得票は3割と自民党候補の半分にも満たなかった。 |
茨城県議選:民主惨敗、現有6議席どまり 菅政権に打撃(毎日新聞 2010年12月13日記事)
任期満了に伴う茨城県議選(定数65)は12日、無投票の8選挙区を除く28選挙区で投開票が行われた。昨年の政権交代後初の都道府県議選で民主党の獲得議席が注目されたが、公認・推薦を合わせて現有の6議席にとどまった。党への逆風が直撃した結果で、菅政権に大きな打撃となりそうだ。 県議選には90年以降で最多だった02年に並ぶ106人が立候補し、無投票当選の8人を除く98人が争った。 民主は推薦1人を含め20区で24人を擁立。現職2人が落選し、新人19人も2割足らずの3人しか当選できなかった。民主と自民による一騎打ちとなり、政権交代の評価が争点となった4選挙区では、民主はすべてで自民に大差で惨敗。県議選を政権与党として地域基盤を強める好機ととらえ、岡田克也幹事長ら党幹部を弁士で招き街頭応援に投入したが、党の支持離れは歯止めがかからなかった。 |
来年4月の統一地方選挙の前哨戦とも言われた茨城県議選は自民勝利・民主敗北という結果に終わりました。
民主党当選した選挙区を見てみましょう。
選挙区 | 定数 | 立候補 | 民主候補 | 備考 |
水戸市 | 7人 | 10人 | 6位当選 | 5位〜8位の接戦の末 |
日立市 | 5人 | 6人 | 2位当選 | HITACHI労組の組織票 落選者は共産のみ |
日立市 | 5人 | 6人 | 3位当選 | HITACHI労組の組織票 落選者は共産のみ |
土浦市 | 3人 | 4人 | 2位当選 | 落選した1人も民主 |
古河市 | 3人 | 4人 | 2位当選 | 落選したのは27歳の無新 |
筑西市 | 3人 | 5人 | 3位当選 | 4位と500票差の僅差 落選した2人の内1人も民主 |
そして自民と民主の一騎打ちになった1人区の選挙区を見てみましょう。
選挙区 | 自民系候補 | 民主系候補 | ||
北茨城市 | 志賀秀之 | 10466票 | 6841票 | 今井路江 |
つくばみらい市 | 鈴木亮寛 | 9133票 | 3971票 | 水上ゆう子 |
那珂郡 | 下路健次郎 | 10122票 | 4759票 | 坂下英雄 |
稲敷郡北部 | 葉梨衛 | 14113票 | 7713票 | 井田真一 |
民主党の敗北ですね。