オウム裁判、年内終了見込
オウム、遠藤被告も9月弁論 事件の裁判、年内終結も(共同通信 2011年6月16日)
オウム真理教で化学兵器開発の中心的役割を担い、地下鉄サリン事件のサリンを製造したなどとして殺人罪などに問われ、一、二審で死刑判決を受けた元幹部遠藤誠一被告(51)について、最高裁第1小法廷は16日までに、上告審弁論を9月29日に開くことを決めた。二審の結論が死刑の場合、慣例として弁論を開く。 一連の事件では11人の死刑が確定。刑事裁判が続いているのは遠藤被告と、9月16日に上告審弁論が予定されている中川智正被告(48)だけ。判決は1〜2カ月後の言い渡しが多く、早ければ年内にも事件の裁判が終結する可能性が出てきた。 |