中国の格付け会社「大公国際資信評価」が中国鉄道省を格付けすると・・・

中国鉄道省が「トリプルA」?噴飯格付けに非難ゴウゴウZAKZAK 2011年8月16日)


米国債を格下げしたことで話題になった中国の格付け会社「大公国際資信評価」が、高速鉄道事故や相次ぐ故障を起こした中国鉄道省に最高の「トリプルA」を付けた。中国のメディアですら「実態にそぐわない」と批判、格付けの公正さが問われている。

共同電によると、大公国際は中国の国債の格付けを米国より高い「ダブルAプラス」としているが、鉄道省の評価はさらに高い。しかし、中国鉄道事業は2兆元(約24兆円)を超える債務を抱えるほか、日本の新幹線などの技術のパクリ疑惑やずさんな安全管理、事故対応のまずさで信頼が失墜し「解体論」も浮上。投資家の間でも不安が高まっている。

大公国際は欧米の格付け会社と比べ、先進国を低めに、新興国を高めに評価しているのが特徴で米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)による米国債格下げ発表前の今月3日に米国債を格下げした。一方で最近、200億元の短期債券を発行した鉄道省にトリプルAを付けた。

大公国際は「鉄道省は優良資産を保有し(鉄道事業の)発展見通しも明るい」と理由を説明するが、京華時報は「説得力に欠ける」と一蹴した。

格付け会社なんざ、あくまで営利企業の指標にすぎないんだがね・・・
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