西岡参院議長擁立論

輿石反対で消えた西岡擁立!小沢「海江田支持」の舞台裏ZAKZAK 2011年8月27日)


事実上、次期首相を決める民主党代表選が27日告示され、前原誠司前外相(49)と馬淵澄夫国交相(51)、海江田万里経産相(62)、野田佳彦財務相(54)、鹿野道彦農水相(69)、の5人が届け出た。29日投開票に向けて、各陣営の多数派工作が激化している。

前原氏「閉塞感に満ちあふれた政治に対して嫌悪感を持っている国民に、政治を取り戻すための代表選にしたい」

海江田氏「経済を1日も早く立て直し、明るく元気な日本を築きたい。それぞれの方に力を発揮してもらいたい」

世論調査の支持が高い前原氏と、党内最大勢力を率いる小沢一郎元代表(69)に支持された海江田氏。選挙戦をリードする2人は決起集会や出馬会見でこう語った。

小沢グループの「海江田氏支持」には時間がかかった。選考が難航するなか、参院グループ幹部らが「第3の候補」として西岡武夫参院議長(75)の擁立で合意。小沢氏も前向きで26日、最終調整を進めていた。

ところが、輿石東参院議員会長(75)が、参院からの首相輩出に反対したうえ、共同歩調を取る鳩山由紀夫前首相(64)も「今から『第3の候補』を担いだら、グループがまとまらない」と異議を唱えた。

小沢氏は最終的に、参院民主党との関係や、小鳩連合の結束を考慮して、海江田氏を推すことを決断した。

5人乱立により、1回の投票ではどの候補も過半数を得られず、上位2人による決選投票になだれ込むとの見方も強い。このため、合従連衡の動きも活発になっている。

党内主流派の前原陣営と野田陣営の間には、緊張感が漂っている。当初、野田氏を、前原グループが支持する意向を伝えていたのに、前原氏が裏切って出馬したためだ。現在、前原氏の後見人である仙谷由人官房副長官(65)が、関係修復に乗り出している。

一方、小沢陣営では、鹿野陣営や馬淵陣営だけでなく、野田陣営にも「挙党態勢を築こう」「前原氏が代表になれば、スキャンダルですぐ解散に追い込まれる」などと、決選投票での協力を打診している。

民主党国会議員は、衆院301人、参院106人の計407人。小沢氏ら党員資格停止中の議員9人は投票資格がないため有権者は398人となる。過半数は200票。

果たして、誰が新しい官邸の主になるのか。

民主党代表選挙の候補者って現職閣僚と少し前(2ヶ月前と5ヶ月前)まで内閣にいた人たちばっかりだな・・・。

参院首相というのは過去に何度もアイディア出す人がいるけど、一度も実現してないね。
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