平岡法相の秘書官 過去に有罪判決
“法の番人”法相の秘書官にサギの過去…モ〜信じられな〜い(ZAKZAK 2011年10月5日)
平岡秀夫法相(57)の男性秘書官が2006年に、児童養護施設の補助金をだまし取ったとして、詐欺罪で有罪判決を受けていたことが、分かった。男性秘書官は、平岡氏の公設第1秘書も務めていたが、採用時にこの件を伝えていなかったという。「法の番人」であり、安全保障や治安維持にも関わる重要閣僚を補佐する秘書官としてふさわしいのか。 判決や関係者によると、男性秘書官は長崎県内の児童養護施設の寮長だった04年、知人の男性が児童の早期家庭復帰などを支援する「家庭支援専門相談員」として勤務しているように偽装。県にウソの申請をし、児童保護措置費の加算支給として約582万円をだまし取った。 逮捕直前、男性秘書官は毎日新聞の取材に対し、「やましいことはない」とウソぶいていたが、長崎地裁は06年2月、「児童養護施設に対する社会の信頼を低下させた」と指摘し、「犯行はずるがしこく悪質だがすでに返金し、反省している」として、懲役1年6月執行猶予3年の有罪判決を言い渡した。 事件後、男性秘書官は、自民党衆院議員の地元秘書や、同党参院議員の公設第2秘書を務めた。参院議員関係者は「事件のことはまったく知らなかった。履歴書の賞罰欄にもなかったはず」と驚く。このときは「K」という名字だったが、現在は「M」という名字を名乗っている。 その後、平岡氏に秘書として採用され、9月2日の大臣就任に伴い、秘書官に任命された。 法相といえば、法務省や検察庁、公安調査庁などを所管し、国の安全保障や治安維持に関する、極めて機密性の高い情報に接する。その秘書官となれば、当然、高い順法精神や倫理性が求められるはず。国民の税金から年間1000万円以上の給与も受け取る。 男性秘書官の執行猶予期間は終了しており、更正の機会は与えられるべきだが、過去の経緯を隠して秘書官に採用されたことは、「平岡氏や国民に対する裏切り」になるのではないのか? 男性秘書官の処遇について、夕刊フジが法務省広報課を通じて平岡法相に問い合わせたところ、「詳しい事実関係について調査・確認した上で、本人の処遇について検討したいと思います」との回答が寄せられた。 |
その詐欺前科持ちの法務大臣秘書官の名前は「松本美治」らしいです。