ポスト西岡
後任は8日にも選出 難航すれば3次補正成立に影響(産経新聞 2011年11月5日)
西岡武夫氏が5日死去したのを受け、民主党は後任の参院議長選びを本格化させた。慣例に従い参院第一党の同党から8日にも選出される見込みで、党内では直嶋正行元経済産業相らの名が挙がっている。だが、民主党は過半数に達していない上、野党は野田佳彦政権の人事に反発している。人選で野党側の理解が得られなければ、平成23年度第3次補正予算案の早期成立にも影響を与えそうだ。 参院は7日午後に議院運営委員会理事会を開催することを決めた。西岡氏死去の報告後、議長選挙を行う本会議の日程も協議する。 初代参院議長の松平恒雄氏が死去した際には翌日に後任が選ばれた。これを踏まえ、民主党は8日に本会議を開いて後任を決めたい考えだ。輿石(こしいし)東(あずま)幹事長は5日、都内で記者団に「民主党会派として議長が空席ということは許されない。早急に対応する」と述べた。 しかし平成22年の前回議長選で、自民党は西岡氏の議運委員長時代の運営に反発し同氏に投票しなかった。同党は、首相が松原仁国土交通副大臣に拉致問題担当を兼務させた人事についても「法令無視だ」と反発している。前回は西岡氏に投票した公明党も、首相が元同党参院議員の高野博師氏を内閣官房参与に起用する人事を決めたことに批判を強めている。 自民党幹部は「民主党からの後任は限られる」と指摘する。候補に挙げられている北沢俊美元防衛相は在任中、民間人が自衛隊関連行事で政権批判するのを封じる事務次官通達を出させた。「再登板」の声が上がる江田五月前法相には、前回の任期終了直前に突きつけられた議長不信任決議案を審議しないまま閉会したことが尾を引いている。 |
他の候補といえば・・・。
個人的には直嶋正行が一番有力かなと想うんだが・・・。