年末&年度末“恒例”道路工事が半減

年末&年度末“恒例”道路工事が半減!効率化が奏功ZAKZAK 2011年11月21日)


傷んだ道路や水道配管の補修など2010年度に国が管理する全国の国道で実施された路上工事の時間はデータを取り始めた02年度に比べて53%減少したことが国土交通省のまとめで分かった。

かつては「同じ場所をまた掘り返している」などと苦情が絶えなかった路上工事。経済成長鈍化などの要因もあるとみられるが、国交省は関係者が工事を共同で行うなどの対策が功を奏しているとみている。

10年度に全国の直轄国道であった路上工事は、1キロ当たり年間94時間(約3・9日)で、02年度の201時間(約8・4日)より大幅減少。10年度の工事の内訳は、道路の穴やひびなどを補修する工事が65時間、電力、ガス、電話、上下水道、地下鉄など事業者による工事は29時間で、いずれも02年度から半分以上短くなっていた。

政令指定都市や県庁所在地などでは、国や自治体、事業者などが協議会をつくって行動計画を策定する動きが拡大。共同工事で日数を短くしたり、年末年始や年度末はなるべく避けながら時期を分散したりしている。事業者の配管工事では、トンネル状に掘った穴に管を通すことで道路を掘らなくても済む工法の採用も進んでいるという。

日本行政の悪弊が減ってなにより。
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