最も命を狙われた人物
最も命を狙われた人物は? 靴に爆弾、葉巻に毒… ギネス記録(産経新聞 2011年12月16日)
暗殺されそうになった回数が最も多い人物として、キューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長がギネスブックに掲載されることが決まった。キューバのメディアが15日、伝えた。病気療養のため議長職を暫定委譲して一線を退いた2006年までに、638の暗殺計画があったとしている。 大半が米中央情報局(CIA)によるもので、ライフルによる狙撃のほか、靴に爆弾を仕掛けたり、前議長が愛用していた葉巻に毒物を仕込んだりする計画があった。 前議長は1959年、親米のバティスタ独裁政権を打倒。米国の事実上の支配下にあったキューバを解放した。以来、歴代の米政権と激しく対立した。 |