他野党から仲間扱いされない「新党きづな」
野党と「きづな」結べる?「小沢別動隊」と警戒(読売新聞 2012年1月20日)
新党きづな(内山晃代表)が野党から冷ややかな扱いを受けている。 民主党を除籍となった衆院議員9人でつくるきづなは「野党入り」を要望しているが、所属議員の多くが小沢一郎民主党元代表を慕っているため、野党には「『小沢別動隊』を加えたら、野党の戦略が元代表側に筒抜けになる」(公明党)といった警戒感が広がっている。 内山氏は19日、新会派結成の報告のため、国会内の野党各党の控室を回り、「我々は与党と野党の間の『ゆ党』の立場だが、スタンス的には野党なので、ぜひ野党の仲間入りをさせてほしい」と要請した。 共産党の穀田恵二国会対策委員長は内山氏と会談後、記者団に「自分から『ゆ党』と言っているのだから、野党の枠組みでなくてもいい」と語った。自民党幹部は「相手にすべきかどうか難しい」としている。 |