同姓同名の鈴木宗男

新党大地から「鈴木宗男氏」擁立!代表と同姓同名 報知新聞 2013年7月4日


新党大地は3日、代表の鈴木宗男氏(65)と同姓同名の鈴木宗男氏(74)=NPO法人理事長=を参院選比例代表候補者として擁立することを発表した。同党の候補者は選挙区2人、比例9人で合計11人。

鈴木氏は資源循環型社会を目指すNPO法人ちば森林資源コンサーブを2005年に設立。「自然との共生を目指す新党大地の理念に共鳴した。社会への最後のご奉公のつもりで臨みたい」と抱負を話しているという。

党代表の鈴木氏とは同姓同名という縁で10年以上前から交流があった。2日、党代表の激励会に出席し、歌手の松山千春(57)、元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏(53)から背中を押され、決断したという。党代表は公民権停止満了となる2017年4月までは選挙運動ができない。

同姓同名「奇策ではない」 2人の鈴木宗男氏が並んで会見 スポニチ 2013年7月4日


政治団体新党大地鈴木宗男代表(65)は4日午後、東京都内で記者会見し、参院選比例代表に自身と同姓同名の候補者を擁立したことについて「主義主張が一致したからで、奇策ではない」と述べ、有権者に鈴木代表が出馬していると誤解させて得票する狙いはないと強調した。

鈴木代表は、候補者の鈴木宗男氏(73)と並んで会見に出席し「私が本物の鈴木宗男。こちらも本物の鈴木宗男さんです」と紹介した。

会見では同姓同名候補の是非に質問が集中。鈴木代表は「政策の共有が一番の理由」と繰り返す一方で、仮に鈴木代表が出馬できたなら「(候補の)鈴木さんが出ることは百パーセントない」とも述べた。

鈴木代表は受託収賄罪などで服役し、公民権停止中のため出馬できない。

ただ、「鈴木宗男」って票を書いても、NPO法人理事長として投票する人は少ないんだろうが、新党大地は元国会議員で代表の「鈴木宗男」と書かせたいから擁立したんだろうな。法律には則っているが、なんかやりきれなさが残る。