民主党最高顧問の羽田孜の非核三原則堅持と沖縄核再持ち込み密約否定発言

衆議院本会議 1994年5月12日


村山富市
一九六九年十一月、佐藤・ニクソン会談後の共同声明の背後に、有事の場合沖縄への核持ち込みを日本が事実上認めるという秘密協定に署名されていた事実が、最近になって当時の佐藤総理の特使によって暴露されました。
(中略)
直ちにこの席で真相を御報告いただくとともに、羽田内閣はこの密約に拘束されると考えるのかどうか、それともあくまで日本の非核三原則を守るのかどうか、明らかにしていただきたいと思います。
国務大臣羽田孜君)
一九六九年の佐藤・ニクソン密約の真相いかんというお話でございましたけれども、
これはもう再三私どもの先輩たちがお答えしてきておりますように、御指摘のような密約が交わされたとの事実はないということであります。そして非核三原則、これは当然のことながら、私どもも堅持をしていくということを明確に申し上げておきたいと思っております。
非自民政権で外務大臣と首相と務めた羽田孜非核三原則堅持と沖縄核再持ち込み密約の否定答弁です。

1991年に米国が海上艦の核搭載をしなくなったため、この時点で非核三原則の「核を持ち込ませず」について核持ち込み密約と沖縄核再持ち込み密約について検証できるはずだったのですが、それを潰したのが民主党最高顧問の羽田孜です。

このことについて非自民政権として核持ち込み密約と沖縄核再持ち込み密約がどうしてできなかったのか、鳩山内閣に問いただしてみたいですね・・・

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