社会民主党の検察審査会へのコメント（2005年と2010年の違い）
社会民主党は自民党橋本派の日歯連闇献金事件では自民党幹部に検察審査会が不起訴不当議決した際には、検察審査会を評価するコメントを出してました。
検察審査会による橋本元首相らの不起訴不当議決について（コメント）（ウェブ魚拓）
2005年1月27日 社会民主党 幹事長 又市征治 日歯連から自民党旧橋本派への１億円ヤミ献金事件について、東京第二検察審査会が橋本元首相、野中元幹事長、青木参議院議員会長に対する不起訴は不当だとする議決をしていたことが明らかになりました。 この点、橋本元首相らの不起訴を不当とした検察審査会の議決は極めて妥当であり、検察は捜査をやり直し、事実関係の究明に尽くすべきです。 政党と国会議員に関わる疑惑である以上、司直による捜査と並行して、国会の場で真相を明らかにすることは政治の使命です。社民党は、改めて橋本元首相、野中元幹事長、青木参議院議員会長、村岡元官房長官らの証人喚問実現に全力を挙げます。 |
以下は少子化対策担当大臣であり社会民主党党首の福島瑞穂のコメントです。
2010年4月30日 福島瑞穂少子化対策担当大臣会見（ウェブ魚拓）
（問) 小沢幹事長の問題についてなのですが、今日、前原大臣がワシントンのほうで「影響はある」ということで、その後、「御自身で判断していただきたい」ということで、自発的な辞任に含みを持たせたような感じのコメントをされているのですが、福島大臣は現状で、参院選への影響、いろいろ世論調査でも厳しい数字は出ていますが、それについて現時点でのお考えと、今後の対応についてはどうされていくのか。 （答）検察審査会の起訴相当の結論は、重く受けとめなければならないと思っております。今後は、検察審査会で起訴相当と出たのを受けて、検察庁がよりほかにどういう証拠ができるのか、公判廷の維持ができるのかも含めて、しばらく検討されると聞いています。ですから、その結果も注視したいと考えています。 |
自民党政治家の刑事責任を追求する検察審査会はいい検察審査会ですが、
民主党政治家の刑事責任を追求する検察審査会には注視することしかしたくありません（笑）。
