坂井泉水の急死から3年

今日2010年5月27日は坂井泉水の急死からちょうど3年です。

思えば突然でした。テレビで「坂井泉水 病院から転落死」と速報テロップが流されたのは・・・。あの速報テロップを見た瞬間に気分が落ち着かない気分になりましたが、そんな感覚はいつ以来でしょうか。

1990年代のヒットチャートで連発し、時代を築いたとも言えるZARD。全盛期には全く露出しなかったことが逆に神秘性が増したとも言われました。テレビ出演を控えてライブ活動もしないままヒット曲を連発するというスタイル(賛否両論はあれど)の人気歌手はもう二度と現れないでしょうね。

死亡した日から通常のニュース番組でも急死を伝え、芸能ニュースも時間を咲きましたっけ。CD屋でも旧譜が売り切れて、1年前の2006年にリリースされたGolden Bestの初回盤が再プレスされる事態になりましたっけ(全然初回じゃねえだろw)。

あの時の芸能ニュースでは坂井泉水の密葬と同じ頃に、藤原紀香陣内智則が立派な結婚披露宴で注目を集めていましたっけ(もう離婚しましたがw)。

自分もZARDの曲はよく聴いてただけに、本当に残念です(一番好きなのは「心を開いて」)。実際、記帳台が設けられたとかいう六本木のビーイングの事務所に行きましたし、1ヶ月後の青山葬儀所には「坂井泉水を偲ぶ会」にも行きました。

でも、闘病生活を送っていたとは知らなかったなあ。子宮頸がんの摘出をしたのに、癌が転移していたと聞かされた時、坂井泉水さんはどう思っただろうか・・・。本人は完治を信じて、抗がん剤治療をしていたのかもしれないが、転移が肺だとかなり厄介だからね・・・。がんが肺に転移すると他にも転移している可能性が高く、殆どの場合は一生がんと付き合っていかなければならないと言うし・・・。すぐにどうこうするわけではないかもしれないが、完治はできなかったかもしれないね。

がんが肺に転移していた闘病生活を送っていたということから自殺説も出たなあ。まあ、坂井泉水の死亡には事故説と自殺説の両方あるけど、個人的にはどちらも決定的な決め手に欠けていると思う。ただ、がんの闘病というのはかなり苦しいし、抗がん剤治療も副作用が大きいから、自殺したくなっても不思議じゃないね(私は自殺は推奨しないけど)。仮に転落しなくても、先述したように癌の肺への転移はかなり厄介なものだから、歌手活動ができたかはどうかは正直難しいと思う。

ただ、ただ、坂井泉水さんの死には残念です。坂井泉水さんも闘病で苦しかったかもしれないけど、自分としてはこんな最期になるくらいなら、坂井泉水さんには音楽活動を止めてでもいいから生きてて欲しかった・・・。

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