名護市議会議員選挙
「普天間」移設が焦点=名護市議選告示−沖縄(時事通信 2010年9月5日)
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先として日米両政府が5月末に合意した同県名護市の市議選(定数27)が5日告示され、37人が立候補を届け出た。うち移設に反対する稲嶺進市長派が18人、反市長派が17人で、いずれが過半数を獲得するかが焦点。12日に投開票される。 同様に普天間移設問題が最大の争点となる沖縄県知事選(11月11日告示、同28日投開票)の前哨戦として注目され、結果によっては政府の今後の対応にも影響を与えそうだ。 市議会はこれまで定数の27人のうち、稲嶺市長派と島袋吉和前市長派がともに12人と桔抗(きっこう)。島袋氏は条件付き移設容認の立場で今年1月の市長選に立候補し、稲嶺氏に敗れた。 |