「与党が与党の議員を喚問に呼んだ事例があったのか?」(笑)

証人喚問、高い壁=小沢氏支持派の抵抗必至時事通信 2010年12月21日)


民主党小沢一郎元代表の国会招致問題で、党執行部は、証人喚問も視野に対応を検討している。衆院政治倫理審査会への出席を小沢氏が拒否し、招致議決に野党の協力が見込めない中、小沢氏に国会での説明を求めるには、強制力を伴う喚問以外に選択肢がないためだ。菅直人首相には小沢氏と厳しく対峙(たいじ)し、指導力をアピールする狙いもあるが、小沢氏支持派の猛反発は必至で、実現へのハードルは高い。

「与党が与党の議員を喚問に呼んだ事例がこれまであったのか」。野党が喚問を求めている衆院予算委員会民主党理事を務める川内博史氏は21日、党本部で記者団にこう語り、執行部を強くけん制した。

川内博史は「与党が与党の議員を喚問に呼んだ事例がこれまであったのか」とか言っているけど、そもそも証人喚問は全会一致が原則であり、与党が全然同意しない証人喚問は一度もありません。

それに、小沢一郎の国会招致の場合は元々野党が求めていたもの。それに与党民主党執行部も小沢が政倫審を拒否しようものなら証人喚問に同意しようとしているってこと。

野党が与党議員の国会招致を主張し、与党民主党主流派が与党議員の国会招致を受け入れる気なのに、与党反主流派が反対しているというだけ。だから「与党が与党の議員を喚問に呼んだ事例はない」から小沢を国会招致する必要はないというのは筋違いなわけです。それに小沢一郎は佐川事件で証人喚問を受けた経験者ですし(笑)。
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