「予算案衆院通過でも参院は受け付けない奇策

参院自民に奇策浮上、「予算案衆院通過でも参院は受け付けず」産経新聞 2011年2月28日)


自民党は28日昼、国会内で幹部会を開き、平成23年度予算案の衆院通過をめぐる対応について協議し、石原伸晃幹事長らに一任することを決めた。会議では、参院幹部が「院として予算案を受け付けないことも考えている」と説明。衆院予算委員会と本会議で可決されても、関連法案と一体で送付されない限り参院では受領しないとする奇策を提示したという。

この幹部は幹部会後、記者団に、予算案が参院に送付されてから30日間で衆院の議決に従って自然成立するとした憲法60条の規定を念頭に、「あくまで参院が予算案を受領してからの話だ。参院議長が受領しない場合には(衆院の優越規定は)適用されないことになるだろう」と述べ、同日午後にも野党各党に提案する考えを示した。

参院議長が衆議院から送付された予算案を受領しない」ことで衆議院優越規定から逃れるのは、まさに法匪だろう・・・。衆議院に対応にも問題はあるとは思うけど。
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