鈴木宗男のご主人様であるハンナングループ会長の浅田満
6年前の2004年4月17日、ハンナングループ会長の浅田満が牛肉偽装事件で詐欺罪で逮捕されました。
浅田満と言えば鈴木宗男を書かないわけにはいきませんね。以下はBSE事件の際に、牛肉の買い取り制度を作った際の鈴木宗男の言葉です。
キロ二千円で買い上げたら、一万三千トンは簡単にケリがつく。キロ千円ならば、百三十円でケリがつく。その予算措置は江藤先生(注:江藤隆美)にちゃんととってもらえばいいんだよ。いいか! 簡単なことなんだよ、これは! 全部、国が責任を持つ。国が全部引き受けると! |
また鈴木宗男は浅田満に癒着ともいえる関係を築いていましたね。
- 鈴木宗男が1995年から2002年まで事実上乗り回していた政治団体「二一世紀政策研究会」名義の高級乗用車セルシオ(中古でも200万円する車が、鈴木宗男の政治収支報告書では120万円扱い)の自動車税(約6万6500円)をハンナンが負担
- 鈴木宗男の政治団体「大阪食品流通研究会」にハンナンが毎年1500万円振り込み
- 鈴木宗男秘書の佐藤昭子や多田淳に対してハンナンが名目社員として雇用し、最低賃金と厚生年金や失業保険を肩代わり
- 鈴木宗男自身もハンナンが名目社員や顧問料(月約30万円)などの名義で1995年から1997年9月と1999年9月から2000年3月まで
ハンナングループの幹部によると、鈴木宗男は浅田満を「会長」と呼んでペコペコする一方、浅田満は(本人の前ではともかく)鈴木宗男を「鈴木」「宗男」と呼びつけにし、兄貴と舎弟みたいな間柄でした。ジャーナリストの溝口敦は鈴木宗男を「浅田満の使用人」と表現しました。
浅田満は一二審で懲役7年判決、鈴木宗男は一二審で懲役2年判決が出ている刑事被告人コンビです。
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